2018年1月20日土曜日

「なんでやねーん」安田夏菜

書名:おしごとのおはなし お笑い芸人 なんでやねーん!
著者名:安田夏菜
出版社:講談社
好きな場所:そのとおり。新しいことをすんのは、不安やし、こわい。けど、できる芸がふえたんはうれしかったで。
所在ページ:p53
ひとこと:小学校中学年向けのおしごとのおはなしシリーズ、いろいろなおしごとにまつわるお話があります。たとえば、サッカー選手とか、お医者さんとか、警察官とかマンガ家とか。
 この本のおはなしはお笑い芸人。それをご自身「花都向日葵」の高座名で舞台にも上がられ、また落語家のおじいちゃんのお話『あしたも、さんかく』や、落語そのもののようなお話『くじらじゃくし』などの著作のある安田夏菜さんが書かれました。

 

 私は安田さんのお話が大好きです。おもしろくて、おもしろいだけではなくて、人情味があって、ほろりとして、そしてうーんと考えるところがあって心に残る、とってもすばらしいお話ばかりだと思います。
 今回も予想に違わず、ありましたよ、そのどれもが。

 小学三年生の良平が手を洗っていると、その洗い方を見込んだ拓斗にいっしょにコンビを組んで漫才をしようとさそわれます。良平は漫才に興味もないし、笑われるなんてはずかしいので、断りますが、そのときについ前の日にテレビで見た芸人さんのことを話してかっこわるいと言ってしまいます。
 ところがその芸人さんは……。

 これだけの長さのお話に、芸の真実、神髄が詰まっていると思います。引用のところなんて、私たち作家も同じだと思いました。

2018年1月19日金曜日

なみきビブリオバトル・ストーリー2が出ます

『なみきビブリオバトル・ストーリー2 決戦は学校公開日』が出ます。2月中かな? 3月かな? 

 続編ということで、また四人で頭をつきあわせて、相談して決めました。
 今度は四年生の四人です。また個性的な子たちです。
 舞台は、今度は学校の教室です。
 またまた図書館の司書のクルミンも出て来ます。

 さて私が書いたのは、この四人のうちどの子でしょうか。当ててみてください。

2017年12月14日木曜日

一年

今年から、十年日記を付けています。一言だけどまあまあ続きました。その日何をかいたか、とか打ち合わせした とか仕事 のことだけです。いよいよ一年分の会計という事項になって、こんな感じです~



取材が仕入れなら書くのは製造ってとこでしょうか。オシャカももちろんでますし、オーダー品も、売れ残り品も(笑)

でも日記書いてみて一応今年の製造分の全体がわかったのは良かったかも。

長編短編合わせていじったのは12編。
うち直しが4編。オシャカが2編。売れ残りの数は内緒です~



2017年12月7日木曜日

埼玉県立久喜図書館での講演写真

2017年11月8日に埼玉県立久喜図書館でやった埼玉県図書館協会児童サービス研修会での講演の写真、撮りそこねたとブログに書いたせいか、ご親切に送ってくださいました。掲載許可もいただきましたので、掲載させていただきます。






すごく立派なホールでたくさんの方がおられるのがわかると思います。

演題は「困難な時代の明日」でした。
自分の子ども時代のことや、そのころ読んだ本のこと、物語を書く前や書いた後に行った所のこと、マンガ・アニメや映像作品と本の一番の違いと思うところはどこか、今の時代に何をテーマとして書いているか、など、お話させていただきました。

ちゃんと最後に、本が気に入ったらぜひハガキ出してくださいねとお願いしました(笑)

2017年12月3日日曜日

「四重奏デイズ」横田明子

書名:四重奏デイズ
著者名:横田明子
出版社:岩崎書店
好きな場所:胸を張って、『これが自分の世界です』って言えるようなピアノを目指したい。
所在ページ:p163
ひとこと:『ば・い・お・り・ん』(BL出版)がデビュー作の横田さんが、満を持して、ふたたび、音楽の物語を書かれました。


 四人の六年生が織りなす物語です。主人公のタカはピアノを習っているけれど最近はマンネリで練習もせず、母さんはピアノをいとこにゆずると言い出します。彩音はピアノ教師の母に音大付属を受けろと言われていますが、乗り気になれません。光平は陸上一筋で、自分を好きな彩音がかまってくるのがうざくてたまりません。マイはドイツからの帰国子女でピアノコンクールに勝ち進み、東京大会に出るところですが……なぞのおじいさんが現れて……。

 受験をすればもちろんのこと、六年生というのは、どういう道を進むのかというまではまだ決めていないにしても、親のいうとおりでなく、何らかのことを決める時期かなあと思います。それが、職業を決めるというようなことではなく、習い事を続けるか続けないかであっても、ピアノにするか歌にするかということであっても、だれが好きかということであっても。
 それは引用のように、自分の世界を自覚する、ということでもあるかなと思います。
 この四人の六年生に幸せがありますように!

2017年11月19日日曜日

国分寺ブックタウンフェスティバル2017

『なみきビブリオバトル・ストーリー』(さ・え・ら書房)の著者四人(赤羽じゅんこ、松本聰美、おおぎやなぎちか、森川成美)で、国分寺でビブリオバトルをやってきました!

 この催しは「国分寺ぶんぶんウォーク」という町を挙げての文化祭の一つとして、公民館で行われる「国分寺ブックタウンフェスティバル2017」というものです。
 私たちはビブリオバトルをみなさんの前で実演しました。
 ビブリオバトルのテーマは「クリスマスに贈りたい本」というものだったので、今回私は、クリスマスカラーと思い、緑のブラウスに緑のスカート、赤のカーディガンというので行きました。でも写真を見ると、緑には見えないですね(笑)。



 バトルは午前と午後の二回行われました。
 私は午前だけ参加でしたが、カリール・ジブランという詩人の詩集をご紹介しまして、チャンプ本を取りました。午後はおおぎやなぎさんが取られたとのことです。
 司会はビブリオバトル普及委員で、ビブリオバトルに関するご著書もある粕谷亮美さん。堂々の司会でした。
 ビブリオバトルのおもしろさをわかっていただけたらうれしいです。


 

 そのほかに、四人のサインの入った本を販売(完売)。また、私は「みんなでつくる物語」の冒頭文を書かせていただきました。
 国分寺は日本で初めてロケット発射実験が行われた場所。そのロケットは「ペンシルロケット」と呼ばれています。冒頭文はそのペンシルロケットにちなみ、学園ものにも、SFにも、ファンタジーにも、恋愛ものにもなるような書きだしにしましたが、模造紙4枚まで書き連ねられたそうです。


  毎年の催しだそうですが、この他にも本を主題にしたゲームなど、工夫がこらされていておもしろかったです。

2017年11月10日金曜日

博多座パンフレット

2017年11月18日まで上演中の博多座公演『夫婦漫才』の公演パンフレットに、エッセイを寄稿いたしました。「キーワードでひもとく大阪人の『目』」と題して、公演中に言及されるいろいろな事件を、見開き2ページで簡単に解説させていただいております。




 私は九州出身で、大阪人の妻、なので、解説の距離感がちょうどよかったかもです。舅と姑に折に触れてよく聞いていた話、大阪の方にはあるあるかも、でもひょっとして他の地域の方にはない見方かも、という視点になるよう心がけて書きました。もし公演を見られる方おられましたら、パンフもよろしくお願いします。

 もちろんこのほか、出演の方々へのインタビューやすてきな写真、エッセイ、夫婦漫才の歴史や解説など、満載のパンフです!

 公演情報はこちら。 
 http://www.hakataza.co.jp/lineup/h29-11/index.php

 なおこのパンフは大阪公演、東京公演でもパンフレットとして販売されます。