2024年1月20日土曜日

「季節風157号」に、佐藤まどかさんが『恋愛相談 「好き」だけじゃやっていけません』(静山社)の書評を書いてくださいました

 「季節風157号」に、佐藤まどかさんが『恋愛相談 「好き」だけじゃやっていけません』(静山社)の書評を書いてくださいました。

タイトルは「森川さんが恋愛ものを書いたって?!」


ここにも書かれていますが、まどかさんは、生原稿を季節風大会に出したときにも読んでくださっていました。ほんとこのときの合評で皆さんに言われたのは、八割がた物語の内容ではなく(笑)、恋愛相談の料金(任意なんだけど……)と、高校生のお小遣いの額でしたね。現役高校生に一番距離が近いTさんが、いろいろこまごま教えてくださって。あと、皆さんが衣装やイケメンの容姿のヒントもくださいました。その節はありがとうございました。

まどかさん「これはいわゆる恋愛小説ではない。恋愛問題をテーマにした物語だ。なるほど!」と言ってくださっておりますが、そうなんです! なかなか気づいてくださる方がいないように思ってちょっとめげていたので、そう書いてくださってうれしかったです。

恋愛を書くときは恋愛というものを、かさおばけを書くときはかさというもの、おばけというものを、かわらばんを書くときは、かわらばんというもの、報道というものを……。どうもわたしはそういうのがおもしろいと思っているところがあるので(ツボるので)、あんまり評価されないかもしれないけれど、たぶんこれからもそういう書き方をするのかなあって思います。

「ブルータスよ俺もか」ということですので、まどかさんの恋愛もの、楽しみに待っております!