2022年11月28日月曜日

『障害とバリアフリー いっしょに生きる 子どもブックガイド』障害と本の研究会

書名:障害とバリアフリー いっしょに生きる 子どもブックガイド
著者名:障害と本の研究会
出版社:かもがわ出版




好きな場所:盲導犬は信号の色を見分けられない。義足のかたはズボンをはくと外見上わからなくなるが、じつは満員電車にもよく乗っていらっしゃる…。
所在ページ:P73
ひとこと:日本子どもの本研究会の「障害と本」の研究部会が、毎年「障害に関することを描いた子どもの本のリスト」を一冊ずつ出しておられるそうなのですが、この本はこれを基にして、小学校中学年以上に向けて、新たに編集して出版されたものだそうです。
 144冊の本が紹介され、中にはコラムもはさまれています。
 引用は高橋うららさんの「心のバリアフリーをめざして」という文章からで、高橋うららさんのご著作『「お手伝いしましょうか?」うれしかったそのひとこと』(講談社)について言及されている部分です。
 テーマとキーワードからも探せるようになっていて、レファレンスにも役立つと思います。
 このブログでも前にご紹介した高橋うららさんのご著作の他、『きみ江さん ハンセン病を生きて』(偕成社)、『声の出ないぼくとマリさんの一週間』(汐文社)などの本も挙げられています。