2022年3月11日金曜日

「謎解きホームルーム4」に短編を掲載していただきました

日本児童文芸家協会編の『謎解きホームルーム』シリーズは、とっても好評だそうで、今回4巻目が出ました。それもたぶん聞いていたのより早く出てびっくりです。私も一編書かせていただいております。




このシリーズは、クラスの担任、車六先生が毎週金曜日に、子どもたちにミステリーの出題を順番にさせる、というコンセプトで統一されています。問題編と解決編に分かれていて、問題を読んで読者がいったん考え、さて、当たったかな? と解決編を読むというしかけになっています。

でも今回はそれに加えて、特別なテイストが。「ホラー」仕立てでやってくださいという。

ミステリー+ホラー、と聞いてわたしは、ホラーってほどでなくても、まあ怪談はよく頼まれて書きますが、ミステリーのほうは初めて。ミステリーにホラーってどうしよう……としばし考えました。

でも、要はそこに出てくる「人間」ですしね。人を描く、というのが大事。なので、一つの家族ともう一つの家族、山奥の廃墟という設定で書いてみました。

さあ、いかがでしたでしょうか。


執筆のときは、どなたがご一緒か知らなかったのですが、こんな豪華な顔ぶれでした。どれもとってもおもしろいです。

それにうれしいのは河童の会の仲間だった、松井ラフさんと近江屋一朗さんとごいっしょできたことです。河童三匹ですね。

そんなわけでどうぞよろしくお願いします。