書名:こぐまと星のハーモニカ
著者名:赤羽じゅんこ
出版社:フレーベル社
好きな場所:ぼくんちのぼくじょうがよく見えた。
いちめん、みどりの草が、風にゆれていた。
牛小屋や、うちの赤いやねも見える。
ちょっとだけ、ふりかえる。
たっくんの家がある。ベランダが広い、青いやねの家。
所在ページ:p3
ひとこと:夏休み最初の日、一年生のゴウは、たっくんとけんかします。ゴウは引用のように牧場に住んでいて、たっくんは近所ですが、近所といってもかなり遠い。
夏休み中、たっくんと遊ぶつもりだったのに、けんかをしてしまって、ゴウは困ります。
そこへ現れたのがこぐま。どこから来たのでしょう。おとうさんもおかあさんも、見えないと言いますが。
こぐまとゴウの夏休み、どうなるのでしょう。
『カレー男がやってきた』など、ふしぎな幼年ものには定評のある赤羽じゅんこさんの物語、今回も、こぐまとゴウのふしぎな交流の世界に引き込まれます。
ぜひ夏休みにお読みください。