2020年7月9日木曜日

秋の一日講座でしゃべります お申し込みはお早目に

2020年9月27日(日)13:00~16:30に開催される日本児童文学者協会「2020年秋の一日講座」でお話します。

三密回避のために、会場に比して座席数を大幅に絞っておられるそうで、定員20名です。本当はこのぐらいの人数だったら事務局でするんだと思いますが、わざわざ専門学校の大変広い会場を借りての催しです。
どうぞお早目にお申込みください。(コロナの状況によっては中止などの可能性もありますが、ちゃんと良心的に対処してくださると思います、私は係ではありませんが)



フィクションの取材と書き直しについて話してくださいということです。取材は、決心さえすればだれでも行こうと思えば行けないことはないと思いますが、問題はそのあとです。せっかく取材に行った、わたしはだれよりそのことについて知ってるんだし、あの方はこう言ってたし、などと思いはじめると、たいがい盛り込みすぎでろくなことはありません。また、何を見てくるか、見てきたものと書くもの、違ってしまう場合がありますよね。私もいっぱい失敗しております。『マレスケの虹』や『さよ 十二歳の刺客』を例にその失敗について自戒をこめて「行かねばならない、ふりまわされてはならない」という題目で、お話できればと思います。

またごいっしょになるくもん出版の和田さんは、がっぴょうけんをはじめとするいろいろな合評会にご出席になっている方です。そのご指摘の的確なのには定評があり、今回は編集者の立場から「こうすればいいのに……」と日ごろ思っていらっしゃるようなことをお話しくださるのではないかと思います。

第三部は、赤羽じゅんこさんご司会のトークショーで、質問を中心に、また、書き直しにとって一番大事なことはどんなことなのか、ご自分のご経験を交えてお話しくださり、わたしと和田さんから、ベテラン作家さんからの観点で、話を聞き出してくださると思います。

合評会は何度も出たけれど、みんなの意見もわかったけれど、じゃあどうすればいいのかだるまさん(お手上げ)という方、ご参考になればと思います。(絵はだるまさん)


ぜひふるってお申込みください!! 会場でお会いするのを待ってます~~