著者名：おおぎやなぎちか
出版社：フレーベル館
好きな場所：「みんな！」
え？ なに？
「みんな。わたしだよ、あゆみだよ。金魚ちゃん！」
金魚ちゃんって、いった？
すると掛け軸から金魚が飛びだしてきて、空中で女の子に変化した。
「あゆみちゃん！ あゆみちゃんだが？」
所在ページ：p41
ひとこと：小学五年生の拓は、ママの再婚で下町の築百年の古い家に引っ越してきました。そこには家守神がいて、拓はそれが見えるのです。ところで学校では、ふしぎな事件が起こり、同じクラスの平井は、調査隊を結成して、怪奇現象を調査しようと言いだします。風花もいっしょです。風花は拓のようには見えないのですが、感じる力があります。さあ、どうなるのでしょうか。
佐伯家の家守神たちがくりひろげる騒動に、3巻目となった今回はあゆみちゃんが加わってきます。あゆみちゃんとは？ なぜあゆみちゃんが見える？ 風花だって見たい。いろいろな思惑が交差して、学校の七不思議が解明されていきます。
ますます続きそうな家守神と拓たちのお話。
早々にもう次が楽しみです。
