2022年5月6日金曜日

「ともだちはしおりのこぶた」真山みな子

書名:ともだちはしおりのこぶた
著者名:真山みな子
出版社:金の星社


好きな場所:いそいでとびこんだら、すってんころりん。こんなかっこうになっちゃったんだよー
所在ページ:p65
ひとこと:一年生になったばかりのまゆは、もうすぐおねえさんになります。図書館に行って本を借りると、カウンターのおにいさんがしおりをくれました。まゆが選んだのは、ピンク色のぶたが描かれたしおりです。
 ママが入院して一人で本を読んで、途中で「ここまでだよ。よろしくね」と言ってぶたのしおりをはさむと、こくんと頭が動きました。そこから、ぴょーんと飛びだしたのは……。

 雑誌『児童文芸』の編集委員会でごいっしょさせていただいた真山みな子さんのデビュー作です。真山さんはこのお話で、第19回創作コンクールつばさ賞童話部門優秀賞・文部科学大臣賞を受賞されました。この本はそれを加筆修正されたものです。
 真山さん、おめでとうございます!!
 ますますのご健筆を!