著者名:おおぎやなぎちか
出版社:文研出版
好きな場所:ほうこうオンチはね、自分が歩いているほうこうがわからなくなってしまう人のことよ
所在ページ:p42
ひとこと:歌のとくいなしおりは、ある日、キツネの木のところで、おねえさんに光る葉っぱをもらいます。すると……。
月刊だれだれ、というのは、発行点数の多い方へのほめことばなんですが、最近月刊おおぎやなぎ、というほどたくさん出しておられるおおぎやなぎさんの新作です。
オンチといっても、歌のオンチもあれば、ほうこうオンチもあって、その他のオンチもいろいろで、人には苦手も得意もあるんだなということが、納得できる絵童話です。
ところで、私は昔は方向音痴じゃなかったはずなんですけどね。友人に、とっても頭のいい人で、数学もよくできて、なのに方向音痴の人がいて、びっくりしていたぐらいですから。でもだんだん方向音痴になりました。Googleマップみてても、行きつかないことがあるんですが。老化? いやそれは考えたくないですね……。まあ得してることもあります。取材で町を歩くときは意外なものを見つけることもあって。でも外国ではあぶないですから気を付けていますが。しかしこれから、また外国に行けるようになるんでしょうか。