スカイエマさんの素晴らしい絵です。夜、違った形の弓を持つ二人の子。二人の間から奇妙な島がのぞいています。
このお話は、一言で言うと「失敗」のお話です。
一人の男の子と、一人の女の子が主人公なのですが、この二人は別の境遇で育ち、ある理由で同じところにたどり着きます。
その理由とは、それぞれ間違った人についてきてしまったこと。
つまり人生をかけた失敗をしてしまったのでした。
それで、どうなったのか。
特に男の子は、祖母も父も大事な時は行く先を導く「声」が聞こえるのに、自分には聞こえない、というコンプレックスをかかえています。
果たしてこの子にも「声」は聞こえるのでしょうか。そして「声」とはなんだったのでしょうか。
そういうお話です。ぜひ読んでください!