表紙画像もいいですが、やっぱりこの手触り、現物の色、帯、みんなすてきです。
付録の絵は、扉絵を4枚抜いたものです。お見せできませんが、本の中には、ぜんぶで15枚プラス1枚の扉絵があり、見開きの目次にも絵があり、どれもとってもすばらしいんです!
なお付録の使い方を説明した動画はこちら
絵は坂本ヒメミさん、装丁は朱猫堂の坂川朱音さんです。
解説も児童文学、音楽史、音楽学をご専門とされる山梨英和大学教授の井上征剛先生に書いていただきました。この物語の位置づけだけでなく、この時代の日本と西洋音楽のかかわりや、オペラというものについても、とてもわかりやすく解説してくださっています。
物語は、東京に出てきたお手伝いのはなが、浅草で歌姫になっていくお話です。『メリー・ウィドウ』だの『トスカ』だの『カルメン』だの耳になじみのある曲の入っているオペラ、オペレッタが、どんな筋なのか読みながら注記なしでさらっとわかるようになっていますので、オペラを知らない人も、子どもも大人も、楽しめるお話になっているはず(!)です。
発売は5月1日です。どうぞよろしくお願いします。