2021年1月31日日曜日

「ちこくのりゆう」森くま堂

書名:ちこくのりゆう
著者名:森くま堂
出版社:童心社
好きな場所:とうちゃんを つまんで、ぽちゃん。
かあちゃんを つまんで ぽちゃん。



所在ページ:p30
ひとこと:森くま堂さんの二冊目の絵本がもう出ました。というより、これは日本児童文学者協会と童心社主催絵本テキスト大賞の第九回でBグレードの大賞をとられたものです。当時の講評には、「思わずカフカを思い浮かべた」と書いてあって、
いったいどんな物語だろうと、みんなその全貌がわかるのを、首を長くして待っていたものです。

そしてついに公開、どどーん!

でも引用部分から、どんなお話か想像つきますでしょうか。いや、無理。ナンセンスって、このぐらいやらなきゃならないのね。
余談ですが、よくナンセンスの原稿を、ここが理屈が通らないと評する方がおられますが、それはおかどちがい。理屈が通らないからナンセンスなんですよね。でもわかっていても、じゃあ自分で書けるかっていうとまた別問題。

いやあ、森くまさんのような方はなかなか出てこないと思いますが、ナンセンスを目指す方はぜひご参考になさってください。

おめでとうございました。ご活躍を楽しみにしています!