2020年9月29日火曜日

「トイレのブリトニー」辻貴司

書名:トイレのブリトニー
著者名:辻貴司
出版社:岩崎書店


好きな場所:「なんで、おかあさんには はなしかけなかったの?」
「おとなは、トイレが しゃべったら、びっくりするだろ」
所在ページ:p30
ひとこと:岩崎書店さんの「ちょいこわ ちょびっとこわーいはなし」シリーズ全10巻の刊行が始まりました。第一巻が、この『トイレのブリトニー』です。
 引用のようにしゃべれるトイレなのですが。
 辻さんにサインをしていただいたら、「うんこするときはきをつけるんだな。おしりをガブッといってやる!」と書いてくださいました~~おおこわ~~
 でも男子好きそう~~

 とはいえ国松俊英先生ご編集のこのシリーズ、あまりこわくない、ちょっとだけこわい、というコンセプトだと思います。この前のシリーズ、初めて自分で怪談を読む子が、ひきこまれて読んで、なおあまり怖くないというようなお話を集めた「はじめてよむ こわーいはなし」シリーズでは、私も『あめあがりのかさおばけ』を書かせていただいたので、なんとなくわかります。大変評判がいいみたいで何度も重版していただいています。
 この「ちょいこわ ちょびっとこわーいはなし」シリーズも、きっときっと評判になる予感。続々刊行されて、10冊がそろうのが楽しみです。