2020年、短くなった夏休みですが、いろいろ本の推薦が出ています。拙著も二つのイベントですいせんしていただきました。
第32回下野新聞 小学生読書感想文コンクール
『ポーン・ロボット』偕成社
第16回大阪こども本の帯創作コンクール
『さよ 十二歳の刺客』くもん出版
この仕事の構造を知らなかったときは、本は本屋さんにずっとあるものと思っていましたが、そんなことはなく、あるのは新刊の一か月ぐらい。あとは主に学校や図書館でカタログ注文していただく。ネットがあるからいいじゃないかと思われるかもしれませんが、それもなにか別のところで評判にでもならなければ、なかなか検索して注文いただくという流れにはなりません。
印刷することは昔と比べて簡単になりました。でもやっぱり編集者さんがいなければ、読み手を意識した本にはなりませんし、営業の方がまわって売ってくださらなければ、どんなに苦労して書いても、倉庫に積まれて裁断されるだけです。
そんな中、こういうふうなイベントは大変ありがたいです。
本は一人ではできませんし売れません。
みなさんのお力の結集、たくさんの方に読まれますように!