2019年12月15日日曜日

「ぼくたちのだんご山会議」おおぎやなぎちか

書名:ぼくたちのだんご山会議
著者名:おおぎやなぎちか
出版社:汐文社
好きな場所:うちはチャコと共存してるってことですか?
所在ページ:p82
ひとこと:

四年生の樹は、三沢町に住んでいます。ここは田んぼが、消えつつある町で、家の立ちならぶ先には、だんご山がある。こんもりとした山が三つ連なっていて、おだんごのようだというのが名前の由来だ。一番手前の一のだんご山は、十年前に開発されてだんご山団地になった。今、二のだんご山がテーマパークになるという話が持ちあがっている……。

バブルのころ山を切り開いてテーマパークやゴルフ場がたくさんできましたが、そのうちどれぐらいが残っているのでしょうか。それが生活のためになればまだしも、やっぱりということで放置された場合も多いのではないでしょうか。それをどう考えるのか。野良猫を増え放題にしても、いくら猫のためだからといって、いいのかなどなど、いろいろ考えることはあると思います。人が生きているといういことはどういうことなんでしょうね。だんご山をめぐって子どもたちが考えます。