2018年6月26日火曜日

「ぼくの毎日を変えた合氣道」高橋うらら

書名:ぼくの毎日を変えた合氣道
著者名:高橋うらら
出版社:岩崎書店
好きな場所:だれかに会ったら、自分の方から元気に『こんにちは』といおう! 自分からあいさつした人は心を使っている。だから本当の意味のあいさつをしたといえる。しかし、相手にあいさつされてから、オウム返しのように繰り返しても、それはただの返事にすぎない
所在ページ:p86
ひとこと:合氣道というのは、武道の一つであるとは知っていましたが、内容はよくわかりませんでした。でもこの本を読めば、ただの武道ではなく、心の持ちようだと言うことがよくわかります。
 物語になっているので、とてもわかりやすいです。



 小学五年生の氣一郎は、さえないタイプの男子です。虎之助という子に命令されると貸したくない漫画を貸してしまったり。でもそれを何とかしたくて、合氣道を習うことにします。保育園のときから好きだった和香菜ちゃんもいて、がんばりに加速が……で、氣一郎の毎日も、虎之助との関係もちょっと変わってきて……

 引用のところなど、合氣道を習わなくても、毎日に役立ちそう。あいさつをしてスルーされるとへこみますが、これからは、そうだ、心を使ったんだから、返事がなくてもいいんだと思えそうです。