山田一喜さんの素敵な絵で、家康の気持ちをしっかり表していただいています。本文を本当に読み込んで書いてくださったことがわかります。ありがとうございました。
編集部のほうで、富士と鷹、おめでたい表紙になった、という話になったというので、そっかと思い当たったのですが、一富士、二鷹、三なすびという初夢に縁起のよい、この三つは、どれも家康の好物だったんですね!
どっかに茄子のことも書いておけばよかった(笑)。
でも、その他にこの方が好きだったのは、鉄砲を撃つことだったらしく、それはこの時代、あたかも今のドローンのような最新兵器だったのですが、大将が手にするものではないとされていたのに、大好きでよくやっていたそうで。それは書きました。
おめでたく、たくさんの方に届きますように。
戦のない世をつくった武将、という副題がついています。
なお、この時代の武将たちは、自国のことしか考えていなかったという人もおられますが、ある意味そうだとしても、また別の意味で、こんなに身内や部下が亡くなる世の中は、いつか終わらせたいと考えていたのだと私は思います。安全保障という言葉はありませんでしたでしょうが、きっとなにかそういう制度は必要だと思っていたに違いないと思います。この方の生涯をていねいに追うと、やっぱりそういうふうに考えたんだなと思わざるを得ませんでした。
