著者名:宮下恵茉
出版社:集英社みらい文庫
好きな場所:中学生のわたしひとりで、対処できるだろうか。
急にこわくなって、足がすくみそうになったけど、わたしの横で泣いているノゾムを見て気がついた。
悩んでいる暇はない。
所在ページ:p34
ひとこと:「キミといつか。」シリーズの第八弾、「本当の笑顔」です。
鳴尾若葉は、中学一年生。美人でさばさばした性格です。中嶋諒太とつきあっています。同じ学年ですが、公立中学に通う若葉に対し、諒太は有数の私立進学校に通っています。会えるのは塾でだけ。
諒太は、若葉にクリスマスどうする? と聞いてきますが、悪いけれど若葉はそれどこではなく。というのも引用のように……。