2016年10月16日日曜日

富谷市市制施行記念オリジナル絵本「ふるさとは、たからのまち」

書名:ふるさとは、たからのまち
著者名:佐々木ひとみ
出版社:宮城県富谷市
好きな場所:今日、恋路の坂で出会うものと、富谷のいちばんのたからを見つけなさい
所在ページ:p8
 ひとこと:四年生の宮乃は、恋路の坂で、11歳の十太と出会います。十太は、何百年もここにいるのに、十太が見えたのは宮乃がはじめてだといいます。
 そして、熊野神社の神様にもとに戻してくれとお願いしていたら、声が聞こえ、引用のようなことを言われたといいます。
 二人は富谷のいちばんのたからを探しに行きますが、それは何だったでしょうか。

 2016年10月10日に市になったばかりの富谷市が作成した絵本です。文章を、映画『ゆずの葉ゆれて』の原作者佐々木ひとみさんがお書きになりました。
「土着の魂、旅人の目」が信条の作家、佐々木ひとみさんにぴったりのお仕事です。
 富谷市は合併でなく、人口増加によって市政に移行されたそうで宮城県内では45年ぶりとのことです。
 小学校中学年向けの絵本ということで、カラフルな絵のすてきな、情報もたくさん入った読み物になっています。すてきな物語、市内の小学生のみなさんにきっと喜んで読まれるのではないかと思います。富谷市内と仙台市内の一部書店でも販売しておられるそうです。