注目の投稿

「マレスケの虹」見本いただきました

『マレスケの虹』(小峰書店)の見本いただきました。 すてきです! 装画は人気のイラストレータさんRe°さんで、装丁はJUN KIDOKORO DESIGNさんというすごい組みあわせ。  表紙ではハワイの虹と、それから天気雨をいい感じに描いて...

2018年8月29日水曜日

「みちのく妖怪ツアー」佐々木ひとみ・野泉マヤ・堀米薫

書名:みちのく妖怪ツアー
著者名:佐々木ひとみ・野泉マヤ・堀米薫
出版社:新日本出版社
好きな場所:「ようこそみちのく妖怪ツアーへ」
添乗員さんは口元に、うすい笑みをうかべた。
「みちのく」とは、東北地方のことだ。東北には福島、宮城、山形、秋田、岩手そして青森の六県があるってことは、社会の時間に習った。
所在ページ:p6
ひとこと:東北在住の児童文学作家さん3人が、東北六県のそれぞれの場所を舞台に、ご当地の妖怪を登場させて書かれたアンソロジーです。三人が二編ずつを担当されていますが、各話には、その妖怪の性質や由来(いいつたえと教訓など)、それからご当地の食べ物などが織り込まれていて、ただの妖怪話ではなく、ツアーの参加者といっしょに東北を旅しながら、各県の違いなどよくわかるつくりになっています。


 でもやっぱり妖怪話なので、怖~~~いしかけです。
 お三人ともばりばりの作家さんなので、安定の筆力でぐいぐいひきこまれて面白くそして震えながら読めます。
 佐々木ひとみさんが、いつも「土着の魂、旅人の目」とおっしゃっておられるとおりだなと思いました。
 三人で相談なさりながら練り上げられたとのこと。わたしたちもビブリオバトルを主題にしたアンソロジーで同じことをやりましたが、これがなかなか大変です。ひとえに東北を盛り上げるためにがんばられたのだと思います。東北はもちろん、東北ってなに県があるの?と思う全国の子どもさんがたに読んでいただきたいなと思います。

 佐々木ひとみさんは『ぼくとあいつのラストラン』(ポプラ社)などのご著作のある仙台在住の作家さん。
 堀米薫さんは「あぐり☆サイエンスクラブ」シリーズ(新日本出版社)などのご著作のある宮城県在住福島県生まれの作家さん。
 野泉マヤさんは「満員御霊! ゆうれい塾」シリーズ(ポプラ社)などのご著作のある宮城県在住の作家さんです。