著者名:佐々木ひとみ
出版社:Z-KAI
好きな場所:セイもヒロくんも、落ちついて。“あやかし”なんて、いるわけないから。トラブルには、何か原因があるはずだから
所在ページ:p13
ひとこと:6年生のセイは、おさななじみのヒロのひいおばあちゃん、ぴーちゃんの駄菓子屋さん『みやこ』の大ピンチを救おうと、ふたごの妹メイといっしょに動き出します。まずは外国にいるおばさんに相談してみると、おばさんはAIのタルタマくんというのを送ってきてくれました。でもおばさんは、タルタマくんは、AIではあるけれど、ロボットではないといいます。じゃあ、タルタマくんはどうやって使えばいいんでしょうか。そして、駄菓子屋『みやこ』のピンチは、救えるのでしょうか。
佐々木ひとみさんが、AIというものはどういうものか、AIを使いこなすにはどうしたらいいのかという昨今の大関心事を小学生にもわかりやすく、物語で説いておられます。なるほど、と膝を打つおとなも多いのではないでしょうか。この「99%の小学生は気づいていない」シリーズ、前回も佐々木さんの書かれた『プログラミングの想像力』など、現代社会において興味深いテーマのものがたくさんです。
