2025年7月15日火曜日

『季節風』163号がきました

『季節風』163号が来ました。

拙著『サンショウウオの歌が聞こえてくるよ』(新日本出版社)の書評を、千秋つむぎさんが書いてくださっております。ありがとうございます。


「部活において仲のよさよりも大事なこと」というタイトルで、読み込んでくださっております。ありがとうございます。校長先生の言葉も、ちゃんと汲んでくださってありがたい限りです。

いつもではありますが、今号は中身がすごいです。
お医者さんの井嶋敦子さんが子どもの病気にかんするルポを書いてくださっていますし、この前まで哲学の連載をされていた月島晴海さんが、美術に関する評論を書いてくださっています。どっちもとってもおもしろい。
それからこの前デビューされた小林史人さんと、橋長あこさんが新しい風でデビューの経緯を語っておられます。
また季節風大会は、世話人が若干交代になっておりますが、新世話人による呼びかけ文もあります。
何より、特別企画第二段2024年秋の座談会が圧巻です。
あさのさんに叱られているのは主に余計なことを言っている森川ですが、叱られたとき「あ、巧(『バッテリー』の主人公)に叱られた」と思いました。だいじなことは自分の中にある。ほんと書くたび、迷うたびに、最初からこれを読み直して、自分に活を入れなおしたいと思います。保存版です。年をとると叱ってくださる方はなかなかいないのに、こういう気持ちにさせてくださる季節風はほんとありがたいです。