2019年7月24日水曜日

「となりはリュウくん」松井ラフ

書名:となりはリュウくん
著者名:松井ラフ
出版社:PHP研究所
好きな場所:リュウくんは、レミが一時間かけてやってきた算数のしゅくだいを、「見せて」とうつしました。
所在ページ:p10

ひとこと:低学年向けです。主人公は二年生の女の子、レミです。
となりの席のなかよしだったサキちゃんの代わりに座ることになった転校生のリュウくん。引用のように我が物顔でずうずうしい。レミは反発を覚えます。ことにおいも。なにもしていないのに収穫だけするなんて……。
ですがいもほりのときに、レミは急に……。

さあどうなるのでしょうか。佐藤真紀子さんがレミとリュウくん、リュウくんのおかあさんとおいもを魅力的に描いておられます。

松井さんは河童の会という勉強会でいっしょにやってきた仲間です。すごい勉強家で、このおいものお話も何度も何度も書き直して、河童の会に出して、練り上げてこられました。やっとやっと本になってよかった~~と思いますが、実はとっておきのどうわというPHPさんの低学年向けのシリーズで、松井さんは『白い自転車、おいかけて』『なかよしおまもり、きいた?』に続きこれが三冊目! すごいです。ますますのご健筆をお祈りします。