2019年2月28日木曜日

『ポーン・ロボット』本日発売です!

『ポーン・ロボット』(偕成社)が本日発売です。どうぞよろしくお願いします。
元日本SF作家クラブ会長新井素子さんが、なんと「次の元号のジュブナイルSF」という題で書評を書いてくださいました。
ありがたいです。どうぞお読みください。
http://kaiseiweb.kaiseisha.co.jp/a/review/rev1902/?fbclid=IwAR2PlgjB2RPDopNARVzjuiN1Po26zImREMOYf3vkt9NqEsvg7GEeKi93Yqc



 この物語は、数年前に季節風のファンタジー分科会に出したものです。そのときは、さんざんでした。今とはちょっと違ったかなりセクシーな内容だったこともありますし、森川がラノベ(っぽいもの)なんて書かないでいい、なんてご意見もいただいたものです。

 でもその後、出版社さんからのご意見で書き直し、河童の会という勉強会に出したときは、今とほぼ同じ内容に落ち着いていました。総じて評判はよく、特に男性の方からはおもしろいという意見をいただいたおぼえがあります(記憶違いじゃなければね)。

 舞台は、私がかつて住んでいた西宮市の甲山(かぶとやま)山麓付近をイメージしています。
「だらだら坂」だらけの町で(車のない自転車の貧乏人は大変でした)、梅林もありました。
 音山は甲山を、蜂峰荘という高級住宅街は、六麓荘というほんとすごい豪邸街をイメージしたものです。
 児童センターからそこに向かって歩いていくシーンは、武庫川を西に向かって超える感じ。
 朝戸市は、芦屋市。
 奥初音温泉郷は、有馬温泉ぐらいの感じでしょうか。

 知ってる方は、そうそう、と思いながら読んでいただければ、またうれしいです。ウヒヒ。