2018年10月19日金曜日

「あめあがりのかさおばけ」3刷りです

書名:あめあがりのかさおばけ
著者名:森川成美
出版社:岩崎書店
好きな場所:よろしゅうございます。のりかけたふね、さしかけたかさでございます。おつかまりくださいませ。
所在ページ:p46
ひとこと:国松俊英先生ご編集の「はじめてよむこわ~い話」10巻シリーズに入れていただいた『あめあがりのかさおばけ』が、三刷りという御連絡をいただきました。シリーズそろっての力だと思いますが、うれしいです。

 というのもこれに出てくる透明ビニール傘のかさおばけ「ツカイ・ステー」のキャラが私はとっても好きだからです。
 折り目がきっちりしているために、性格はとても「折り目正しく」て、言葉遣いもていねいです。
 それから、ツカイ・ステーは自分がかさおばけになったことをとてもうれしく思っているのです。なくされたり、わすれられたりするとかさはかさおばけになるのですが、かさおばけになると、かさだったときにやってはいけなかったことを、思い切りやっていいからです。たとえば、石突きをマンホールの穴につっこむとか、かさ同士でチャンバラをするとかです。
 ツカイ・ステーは「おばけには、おばけのじんせいがあるのでございますよ」といい、おばけであることを、恥じていないのですが、かさをなくしたまいのかさをさがす手伝いをしてくれると言いました……。
 さてまいのなくしたかさはどこに?

 自分でも好きなお話がたくさんの方に読まれること、それはとっても作者にとってうれしいことです。これからも、ツカイ・ステーをどうぞよろしくお願いします。