2017年7月10日月曜日

いとうみく講演会

ジュンク堂池袋店であったいとうみくさんの講演会に行ってきました。

『カーネーション』(くもん出版)の出版記念で、この作品を書くきっかけになったできごとや、どういう風に作品ができていったかなど、お話を伺ってきました。人柄もよくて、売れっ子で、課題図書・各種賞クイーンになったみくさんの講演会、たくさんのお客さんと編集者さんとお友だちがおいでになっておられました。

サインももらいましたよ~~。骨太だよね。「みくさんの書かれる主人公で誰が一番自分に似ていると思いますか」とどなたかが質問しておられましたが、みくさんのお返事はどれも分身ということでした。でも私はね、一番みくさんに近いのは『チキン!』のあの女の子だと思いますよ~~「貼ったの」っていうあの子ですね。


『カーネーション』は、母に好かれなかった女の子の話です。「家族を描くならここまで書きなさい…と、いとうみくにガツンとしかられた気がする」という安東みきえさんの帯がついています。安東さんにそんなこと言ってもらえるなんて、うらやましい~~
ほんと、ここまで書く、というのがみくさんのすごいところですね。みくさんはたぶん母に好かれなかった女の子ではなかったはずですが、そこは想像力で「なりきって」「入れ込んで」こなしてしまわれます。既にもう月刊いとうみく状態ですが、まだまだ進化しそう。ますますのご健筆を!!