2017年5月15日月曜日

「ぼく、ちきゅうかんさつたい」松本聰美

書名:ぼく、ちきゅうかんさつたい
著者名:松本聰美
出版社:出版ワークス
好きな場所:「わるものだよね。やっつけちゃう?」
ぼくは、パンチのまねをした。
「まてまて。もうすこしかんさつをつづけよう」
所在ページ:p18
ひとこと:トモヤはおじいちゃんとちきゅうかんさつたいごっこをしています。おじいちゃんがたいちょうで、トモヤはたいいん一号です。犬のらんまるはたいいん二号で、まいにちやってくるくもがたいいん三号です。
びょうきでベッドの上にいるおじいちゃんに報告するために、トモヤは毎日、いろんなことを発見してくるのです。引用はクラスの乱暴なダイちゃんのこと。やっつけようというトモヤに、たいちょうのおじいちゃんは、かんさつの継続を命じます。そのうちおじいちゃんは入院しますが……


レイチェル・カーソンの研究者で『センス・オブ・ワンダー』(新潮社)の訳者の上遠恵子さんと、生命科学の中村桂子さんの推薦文がついています。
このお話がすてきなお話で、決して悲しくない理由はこの推薦文でわかります。

特設サイトはこちらです。
http://www.spn-works.com/kansatsutai/index.html