2016年6月2日木曜日

『児童文芸』2016年6・7月号ブックプラザ

『児童文芸』2016年6・7月号のブックプラザ欄に開隆人さんが、『アサギをよぶ声 そして時は来た』の書評を書いてくださいました。

「アサギの武器は、魔法でも特殊能力でもなく、客観的に分析する「モノノミカタ」という思考法と、勇敢かつ無私である者にのみ閃く、直感という「声」だ」

と書いてくださっています。ほんとたくさんの方に、でも最後、声はなんだったの、という質問をけっこういただいていますが、これほど明確に読み取ってくださった方はおられないと思います。

「二つの武器を駆使し、正しい判断と優れた決断によって戦うアサギの姿に、透徹したリアリズムで編まれた新たな英雄譚を見た」とも。

ありがとうございます。開さんはさいしょから「これはハードボイルドだよね」と言ってくださっていましたよね!