2015年12月6日日曜日

「おならくらげ」ささきあり フレーベル館

書名:おならくらげ
著者名:ささきあり
出版社:フレーベル館
好きな場所:おならくらげはおかしそうに、ぷぷっとからだをふるわせた。ちょっぴり、くさいにおいがする。
所在ページ:p30
ひとこと:ささきありさんは、毎日小学生新聞の連載記事をお書きになったり、同じく毎日小学生新聞に童話を連載されたり、ノンフィクションの本をお書きになったり、名作の本を何冊も出されたり、物語で単行本デビューされたりと、八方でご活躍ですが、今回、またまたご本を出されました。
 おめでとうございます!
 10年前に「キッズエクスプレス21 創作童話コンクール」に入賞なさったものだそうです。
 キッズエクスプレス21の創作童話コンクールで賞をとると作品集が出されたりしますが、必ず本になるという約束のあるものではありません。また、規定も短くて8枚ぐらいです。
 ですが、ささきさんは、これをグループ展に出し、そこで「低学年向けの童話にしてみては?」とアドバイスを受け、長くして書き直され、今回のご出版になったそうです。

 おならとくらげ、小さいころはほんとうに結びつけて考えていたことを思いだしました。お風呂に入っておならをするのが実はおもしろくてしかたなかったりしましたっけ。

 主人公のヒロキは、小学二年生ですが、学校で友だちにのろまと言われてしょんぼり。泣きながらお風呂に入ると、おならも出てしまったのですが、そこへ現れたのが……。

 人によって、ちがうおならくらげが出てくるのがとってもおもしろいです。
 自分のはどんなくらげだろうかと思いますが、見たいかと言われると……いや、ちょっと恥ずかしいから、遠慮しておこうかな(笑)
 
 きっと読み聞かせで大受けするにちがいありません!