2015年6月7日日曜日

「鳥にさらわれかけたあっくん」山本ときえ

書名:鳥にさらわれかけたあっくん
著者名:山元ときえ
出版社:クリエイティブメディア出版
好きな場所:意味のないめちゃくちゃな言葉ばかりいってると、今に鳥になってしまうわよ
所在ページ:p1
ひとこと:小学一年生のあっくんは、いいことを思いつきます。パパやママにしかられるとき、大きな声でめちゃくちゃな言葉をさけんで、聞こえないふりをするのです。そして、引用のようなことをおかあさんに言われます。あんまり言うことを聞かないので、ついに、ついに家を追い出されるあっくん。ふとふりかえると、黒い服を着た男の人が、立っていました。

山元ときえさんは、『10分で読める心にひびくお話 高学年』(学習研究社)や、『ふしぎファイル4 たぬきの縁むすび』(岩崎書店)などに、短編が掲載されている作家さんです。この『鳥にさらわれかけたあっくん』のお話は、以前日本児童文芸家協会の童話展に出展されたもので、それが今回第一回クリエイティブメディア出版えほん・児童書コンテストのえほん部門で準優勝され、このたび、童話展のときと同じ画家さんで電子書籍として出版されました。

とてもすてきなお話で、絵もぴったり。すばらしいコンビネーションだと思います。
電子書籍はまだまだ規格がいろいろで、読みたくても自分のもっているPCやタブレットに合わないということも、支払方法もまちまちだということもあったりして、まだまだなかなか手が出にくいということもあると思いますが、たくさんの方に読まれてほしいなと思います。

iPadの「えほんばこ」かAndroidの「くりめぼん」でお読みになれます。240円です。