2015年1月6日火曜日

1月17日『ふしぎ日和』発売です

『ふしぎ日和』(主婦の友社 すこし不思議文庫)に短編「うたう湯釜」が載ります。明治時代の女の子のお話です。一般書です。どうぞよろしくお願いします。
http://www.intergrow.co.jp/sukoshi/biyori.html



以上、告知が解禁になりましたので、お知らせさせていただきます。

この本は所属する同人「季節風」の会員に公募したものを、あさのあつこさん、八束澄子さん、土山優さんの三人と編集者さんで選考された短編集です。私もまだ他の方のお作品を読んでいませんので、手に入る日がとっても楽しみです。

たくさん売れて、また第二弾の公募などあればいいなあと、夢想しています。たいへんな競争なので、次の公募には私はもちろん通らないかもしれませんけれど、あさのさんのコメントに

「『季節風』には200人を超える会員がいます。年に一度開かれる、全国大会は生原稿を持ちより、幾つかの分科会にわかれての合評会となります。この日のために、一年かけて何百枚もの長編を書きあげてくる者もいれば、数枚の掌編や短編を携えて参加する者もいます。どの作品に対しても、同等に真摯で熱く厳しい意見が飛び交い毎年、涙にくれる者続出……との噂、いや伝説ができあがっています。
 己を晒さずして何の文学か。覚悟なく一文字たりとも書くな。個別の物語を生み出してこそ書く意味がある云々、わたし自身、今も心の内に刻まれている言葉の数々に、季節風の大会で出会いました。そういう、猛者(もさ)たちの集まりです。」

と、かかれているようにほんとうに季節風にはすばらしい書き手の方がたくさんおられるのですから。