2014年8月29日金曜日

イラストレーション別冊「スカイエマ」

書名:イラストレーション別冊 スカイエマ
出版社:玄光社MOOK
好きな場所: (ゲラは)どのぐらいで読みますか。
スカイエマ 早ければ2時間ぐらいです。
所在ページ: p88
ひとこと:『アサギをよぶ声』の絵をかいてくださったスカイエマさんの初のムック本が出た、ということで私も予約して買いました。人気の方ですから、予約してよかったー、某密林では2-3週間待ちということです。雑誌は売り切れちゃうものね。

 
 スカイエマさんは装画をたくさんやっておられて、10年ほどで二百点以上とか。児童書もたくさんで、最初私が拝見したのは後藤竜二さんの『ひかる!』シリーズでした。そのあと佐々木ひとみさんの『ぼくとあいつのラストラン』で、そのあとも越水さんの花百姫シリーズも、そして『迷宮が丘』シリーズで拝見してたのも二冊。
 アサギが出る前も、季節風大会で堀米薫さんとお目にかかって「画家さんどなた?」「スカイエマさん」「え、私も!」という会話があり(笑)。そのときの堀米薫さんのは『林業少年』でした。
 今、こうやってムックで表紙がずらりと並ぶのを拝見するとほんとすごいなあと思います。少ない経験によっても、書き直しているうちはこちらの範疇ですが、原稿にOKが出て入ってしまえばゲラになって、画家さんへゲラが行くわけですが、そのあたりになると、一般にこちらとしてはどうなっているのはわかりません。いつも、画家さんはゲラっていったいどのぐらいで読まれるのだろうと思っておりました。児童書は短いですけどね、一般書は。

 そうそう、アサギの本で私が好きなのは扉のところの一枚カラーで、アサギが岩の上に座って矢のぐあいを確かめている絵です。このムックには入っておりませんので、スカイエマさんファンの方は、どうぞ本をご覧になってください。『アサギをよぶ声』偕成社刊です。(ちゃっかり宣伝 笑)