書名:
白い自転車、おいかけて
著者名:
松井ラフ
出版社:
PHP研究所
好きな場所:
(この かぎが、なかったら)
所在ページ:
p8
ひとこと:河童の会の最初からの仲間の松井ラフさんのデビュー作です。第14回創作コンクールつばさ賞の幼年部門で優秀賞を受賞されたお作ですが、このたび出版の運びとなりました。おめでとうございます!!
河童の会では近江屋一朗さんが、みらい文庫で「スーパーミラクルかくれんぼ」シリーズを出版され、またはやみず陽子さんが『すてもる』(佼成出版)を出されるなど、デビューが続いています。わたしも同じPHP研究所のまったく同じ「とっておきのどうわ」シリーズの『くもの ちゅいえこ』で初出版をさせていただきました。
松井さんのこのお作品は、まったくPHP研究所のフェイスブックの紹介にあるとおり「幼少の頃に誰もが経験するような、「罪」に対する心の葛藤を丁寧に描いた作品」です。
きょうだいというのは子どもにとってはとても重大な事項です。きょうだいの葛藤を描いたご本はいろいろありますが、これは下の子からみた上の子との関係という点で、共感されるこどもさんも多いのではないでしょうか。
たくさんの方に読まれますよう。
松井さん、デビューおめでとうございました。