2014年2月17日月曜日

心にとめておきたいこと

こちらは本のご紹介が主になってしまっていますが、たまにはネット上の記事のご紹介も。

成長する考え方とそうでない考え方、というものですが、ほんとこれ創作では実感として、よくわかります。評価されたいなと思っていると、作品はシュリンクしてしまいます。そして、評価されないと腹が立ちます。

よく、書きたいものを書くのか、評価されるものを書くのか、というふうにとらえらていますが、それとはまた違うと思います。どうちがうのか、なかなかわかりにくいと思いますが。たとえば、合評などでも、みんなにほめられたいと思っていると、まずいところの指摘は、このグループで自分の作品は評価されていないというふうにとらえがちです。でも、それはちがって、克服すべき欠点を言われているだけなのです。

創作の場合、ここにはもうひとつ「わな」があって複雑です。ある人に克服すべきと思われたことも、その作者・作品にとって本当に必要かどうか、それはまだわかりません。だから、人のいうことを全部聞いたからといって、いい作品になるとはかぎらず、八割の人に言われても、直さないほうがいいこともあるのです。でもそれが、その作品・作者の本当に欠点ならば、それは克服しなければなりません。そこをみきわめるのが大変な悩みなのですが。

過小評価、というのは私もですが、本当に腹の立つことの一つです。隠忍自重という言葉がありますが、やっぱりうまくゆかない。腹は立ちます。そんなに評価されていなかったのかと。けれど、過小評価を訴えれば、おまえの実力はその程度といわれて、よけいにシュリンクするのがおちですし、あとはどろぬま。腹を立てていては、成長しない、と自分にいいきかせつつ、いいものを書くしかないんですよ、という意味ですね、この記事は。がんばろー。

ひさびさに、創作日記らしい内容だったかなー。