書名:
子どものための少年詩集
著者名:
子どものための少年詩集編集委員会
出版社:
銀の鈴社
好きな場所:脇役で出てくるときは/そんなにすごい人じゃない/でも/主人公で出てくるときは/ものすごくすごい人
所在ページ:
p12
ひとこと:このシリーズは、私も以前載せていただきましたが、所属同人を問わず全国から募集した少年詩の編年アンソロジーです。
このアンソロジーの特徴は、「銀鈴ポエム通信」というしおりにあります。編集委員の投票で優秀作品が選定され、点数がしおりに載ります。
それだけではなく、特に今年からは、小学校中学校数校と連携して、ゲラの段階で心に残った詩を子どもたちが選び、その結果もしおりに載っています。
引用はあだちわかなさんの詩「みんなそうなのかな」です。歴史上の人物も、市井の人もみんなすごい人、という趣旨の詩ですが、なーんと子どもさんがたの34点もの支持をえて、順位をつけるなら、6位に輝いていました。あだちわかなさんおめでとうございます。日頃小学校の図書室で子どもさんがたと接しておられるあだちさんならではの得点と思います。
ほかにもお友だちの詩がたくさん掲載されています。
井上良子「よういどん」
うたかいずみ「犬に変身」
かとうけいこ「光の少年」
山下美樹「特急もぐら」
などなど。みなさまおめでとうございました。