2013年5月14日火曜日

キンダーブック2 4月号5月号深山さくら

書名: キンダーブック2 2013年4月号所収「ねぼすけおじいさん」/5月号所収「はるのひのひとりぼっち」
著者名: 深山さくら
出版社:フレーベル館
好きな場所: 友だちの絵本と、お話ページの1~4面をつなげてみてください。絵柄がつながり、圧巻の桜の木になります。
所在ページ: 裏見返し
ひとこと:深山さくらさんは言わずと知れた『かえるのじいさまとあめんぼおはな』『かかしのじいさん』という絵本の傑作のある大作家さんです。月刊絵本はお手のものでいらっしゃいますが、今回はお話はもとより、すばらしい仕掛けつき! 拝見してびっくりです。
 なんと、本を広げてならべると絵がつながるのです。
 ねぼすけおじいさんは、大きな桜の木と、動物たちのお話ですが、つなげたら、桜の木の根っこから、花さく枝まで、一覧できます。
 なぜこんなことが可能か。
 というのも、こういうご本は個人で買われるというより、幼稚園や保育園などで定期購読されることが多いと聞いています。そうすると配布の日には、同じご本をもって一堂に会しているわけです。きっときっと、三々五々、床にちいさなお尻を並べて、友だちの本とつなげてみて、わーすごいと大きな声をあげることでしょう。そんな子どもさん方の姿が目にうかびます。
 深山さくらさんのブログにつなげた写真がのっていますので、どうぞどうぞごらんください。

 
 http://book.geocities.yahoo.co.jp/gl/miyamasakurasaku/view/201303