2012年6月13日水曜日

書名:おねえちゃんって、もうたいへん!
著者名:いとうみく
出版社: 岩崎書店
好きな場所:ちーっとも、よくなんてない! だって、あたしの いもうとは かいじゅう だったんだもん。
所在ページ:p3
ひとこと:「糸子の体重計」でデビューされたばかりのいとうみくさん、第二作がもう出ました。これがどんなにすごいことかといえば、一作目を出すのは大変、でも二作目を出すのはもっと大変といわれているわけで、私も何度も聞きました。そのたびに内心、じゃあいつになったら大変じゃないのー(泣)と思っていたわけなのですが。とにかく、ぱっぱっと二冊連続です(もちろんそれは、その前にどれだけ苦労されてきたかっていうことなのですが)。そして、糸子の体重計が5年生を主人公としているのに対し、今度は1・2年生向けと帯に書いてあるとおり、低学年向けのお話です。なんでもかける。みくさんは、いっぺんデビューすればすごいよ、とみんなが言っていたとおりだなあと思ったしだいです。

「おねえちゃんって、もうたいへん!」は、今までおかあさんと静かに平和に二人で暮らしていたのに、おとうさんと妹が来て四人家族になってしまったココちゃんのお話です。でも決してじめじめした話ではなく、引用のようなココちゃんの正直な気持ちと、『かいじゅう』妹の天真爛漫ぶりがとてもさわやかですがすがしい。

このまえ初出版おめでとうございますと申し上げたばかりですが、またまたおめでとうございます!ますますのご健筆をお祈りします。

そうそう、8月には、いとうみくさんの講演会が開かれるそうです。

2012年8月12日(日)
日光市立今市図書館 午後1時半から。

申し込み問い合わせは日光市立今市図書館
電話028-22-6216(7/1から)