2011年11月17日木曜日

ふわり玉三郎

作品名:ふわり玉三郎
著者名:季巳明代(文) 竹内道雅(イラスト)
掲載紙:毎日新聞2011年11月17日朝刊
好きな場所:合羽からげて三どがさ、いきな姿の玉三郎が、野原でひと休みしていると
掲載場所:「おはなしちょっぴり」
ひとこと:冒頭から、浪花節のような、この玉三郎は、猫です。竹内道雅さんの絵がにやりと笑ったこの玉三郎の性格をよく表しています。
竹内さんと季巳さんのコンビで猫を拝見するのは二度目です。一度目は、フレーベル館のキンダーメルヘン2010年2月号の「ひげなしねこ」ですが、これも浪花節調のとってもいいお話でした。
またこのコンビが見られてとってもうれしい。

そして今回のこの玉三郎のすてきなところは、最後に渡すあるもの。
まさにこの「被災地をはじめとする全国の子どもたちに贈る」という「おはなしちょっぴり」というコーナーの趣旨にぴったりでした。おみごとです!