2011年10月4日火曜日

児童文芸2011年10・11月号

書名:児童文芸2011年10・11月号
著者名:日本児童文芸家協会
出版社:銀の鈴
好きな場所:もし棚から落ちてくるぼた餅があれば、それは干からびてカビが生えたものをネズミが蹴ったときぐらいである
所在ページ: 31
ひとこと:引用は、今年ご著作がJBBYの絵本に指定されたくすのきしげのり先生のエッセイです。今号の特集は「必勝! コンクール攻略法」で、くすのき先生のように、今はもうばりばり売れっ子の先生方が、どうやって苦労されたかを書いておられて、そうか、あの方が、この方が、と勉強になりました。なるほど棚からぼた餅はない。いろいろな方にお世話になりつつも、それを決して忘れないように心がけつつ、自分は自分でがんばるしかありません。がんばろう。

今号には季節風のあだちわかなさんの食べ物物語「タロウのおっきりこみディ」が掲載されています。あだちさんは努力家でいらっしゃるので、これを書かれるのに暑い中、ご家族を巻き込んで、何度も何度もおっきりこみに挑戦されたとのこと。さすがリアル。湯気の熱気が伝わってくるようです。

私の「妖怪製造機」も掲載していただきました。これは、昨年の「児童文芸 書きおろし童話展」に出展したものです。童話展の作品は、先日こちらでご紹介した麻生かづこさんの『うふふ森のあららちゃん』や、坂本のこさんの『あしたもげんき』のようにご本になるものもありますが、本にならなくてもあとでこんな風に何か掲載できるものはないかと、みていただけることもあります。

研究会員と会員が出展でき、最初の何回かは組む画家さんを紹介していただけます。今年の申込みは終了していますが、12月の展覧会は入場無料ですので、ごらんになってみるのもいいかと思います。

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