2011年7月11日月曜日

白いガーベラ

書名:白いガーベラ
著者名:漆原智良編集
出版社:今人舎
好きな場所:三五郎の最後のつとめの日は、もうひとつ特別な日と重なりました。今、三五郎が走っている、営業所から上里までの路線が、きょうの五月三十一日をもって、廃線となることが決まっていたのでした。
所在ページ:85
ひとこと:引用は最上一平「発車オーライ」からです。三五郎には、タケというとってもいい奥様がいらして、そのタケは最後のつとめの日、考えることがあり……というお話。すてきなお話です。
 ほかのお話もベテランの先生ばかり、すてきなお話ばかりで、どこを引用していいか迷うぐらい。なので、せんだってのサイン会でおひとりだけサインをいただけなかった最上先生を引用してみました(爆)。どのぐらいすごいメンバーかというと、目次を見たらわかります。

内田麟太郎「ぽにょりぽにょり」
高橋秀雄「わたしたち うんこ友だち?」
光丘真理「ないても いいんだよ」
金治直美「魔女の大なべ」
最上一平「発車オーライ」
高橋うらら「青空のランドセル」
深山さくら「浩太と子ねずみ」
漆原智良「ぼくの頭はトサカがり」

読みがたりを電子機器がやってくれるしかけにもなっており、被災地に届けられるそうです。きっと喜ばれるだろうな。

サイン会のようすです