2011年7月10日日曜日

日本児童文学2011年7-8月号

書名:日本児童文学2011年7-8月号
著者名:日本児童文学者協会
出版社:小峰書店
引用:練習をあまりしないのにピアノの上達が早い妹の由美に嫉妬している真面目な姉の麻紀。要領がいいかもしれない妹は、姉から見ると「あまり泣かない子」だという。ピアノの発表会を通して姉妹の葛藤が浮かび上がる。
所在ページ:98
ひとこと:季節風105号に掲載の拙作「その日」を、同人誌評で鳳梨花さんが取り上げてくださいました。季節風はなかなかわかってもらえないのですが、同人誌といっても、全員掲載されるわけではなく、毎回40作以上の応募のうちその紙面の許すだけしか載せていただけません。創作ならば数作。その数作から、さらに同人誌評にとりあげていただいたのですから、ありがたいことです。
創作でとりあげられているもう一つは小金さんの「次はバナナ」で、これは前に投稿されて落選され、落選者合評ということで、後藤さんが出席された最後の合評会で合評の対象となったお作品です。何度も書きかえられ、ついに掲載されて、すごいと思っていたら、同人誌評に!

あと季節風の井嶋敦子さんが、角川学芸児童文学賞の最終選考に残られていて、さすが、すごいなあと思いました。

河童の師匠うららさんの創作講評もあり、河童仲間のはやの志保さんの隔月連載「ヒビキとハレルヤの読書ノート」も好調。

創作時評にはみらい文庫初回10冊がまとめてドンととりあげられていて、令丈ヒロ子「おかし工場のひみつ」が表紙の写真とともにバン!こちらも、すごいなあ。